コミック百合姫Vol.6

B「ツンデレキャラは受だよな」
M「いきなり何ですか」
B「今号のタカハシマコさんの作品を読んで、ふと思ったのだ」
M「今回、ツンデレキャラなど登場しましたか?」
B「ツンデレとは少し違うかもしれん。まだ、そこらへんの認識が曖昧なのでな」
M「冒頭の言葉は一体……」
B「とにかく、やっと買ってきた」
M「まだ売っていてよかったですよ」
B「全サのカレンダーは締め切りが過ぎちゃってたけどな」
M「それは残念です」
B「今号は直接的なエロシーンが無かったな。CHI-RANさんまでエロを描いてないのには吃驚した」
M「前号までは全体的にエロシーンが比較的多く出てきたことを考えますと、ずいぶん方向転換した感じがいたします」
B「読者アンケートで批判が多かったんだろうか。個人的には、こーゆー百合姫が見たかったからOKだ」
M「特に印象に残った作品は何ですか?」
B「初登場の、かずまこをさんのが割とグッときた。あのラストは切ないよ……。あと、これも初登場の城之内寧々さんの4コマ。設定やキャラや展開は最近よくある萌え系4コマ誌にありがちなんだが、こーゆーのも百合姫には必要なんじゃないかなと思った。それから、南国ばななさんの妖怪マンガな。絵柄は誰かと被っても、今回はネタが面白くてグッド。藤枝雅さんは相変わらず安心して読める。最後に誤解のないように言っとくが、オレは別にエロシーンを完全否定してるわけじゃねぇ。直接的な描写は百合姫には不要だと思ってるだけで、そういう意味では今号巻末の袴田めらさんの作品はオレのハートにストライクだったな」
M「……つまり、殆どの作品をお気に召されたと」
B「ユリム童話の『ツンデレラ』が、王子をそのまま女にしただけで捻りがまったく無くて残念だった。タイトル先行、展開後付けであっただろうことが丸わかりだな」
M「次号は1月18日発売予定です」
B「次こそは忘れずに買わねば」