どくしょかんそーぶん・

B「なんか今号は面白かった気がする」
M「気がするだけですか」
B「今はコミック雑誌はコレしか買ってないんだけど、雑誌を読む時って自分の好きな作家順に読む人と好きな作家を後に取っとく人がいるじゃん? オレなんか典型的な後者なんだが
M「その方が感情移入しやすいでしょうからね、性格的に」
B「この本に関して言うと、藤枝雅・林家志弦・袴田めら・タカハシマコ((順不同、敬称略))あたりをトリに持ってくることが多いんだよな。今号からファンタジー系の新連載が2本始まったんだがファンタジー系は基本的に守備範囲外だから最初に読んじまおーと思ったら、これが意外と言っちゃあ失礼だが、けっこう面白くてな。一気に全部読んじまった。難を言うと『紅蓮紀』の方は絵柄がゴテゴテしてて少し読みにくかったかな
M「他に最近では『アップル・デイ・ドリーム』がお気に入りですよね」
B「所謂、萌え系4コマってヤツに分類されるんだろうが、キャラが立っててネタが面白いからな。4コマは一度読了しちまうとそれまでってものが多い中、久しぶりに単行本を買ってもいいと思える作品に出会ったわ」
M「7月に第1巻が刊行される予定だそうです」
B「そしてやっぱり今号も心にガツンとキたのが袴田めら。ラブコメではよくあるオチなんだが、痛さは相変わらずで安心した。タカハシマコも痛さでは群を抜いてるんだが、今号に関してだけは 袴田めら>タカハシマコ ってとこか。痛い百合モノ大歓迎なので、このお二方には今後も頑張っていただきたい
M「でもハッピーエンドな百合作品も大好きでしょう?」
B「モチロンだ! ハッピーエンドでは、乙ひよりと森島明子が話の流れとオチがちょっと弱いが割と良かったな。最近、百合分が不足してたから丁度いい補給になった
M「次号も楽しみですね」
B「おうよ」